糖尿病内科

糖尿病

糖尿病は一種類ではない

糖尿病は一種類ではない 1型糖尿病(インスリン依存型糖尿病) 小児や若年層に多くみられる、膵臓のインスリンを分泌する細胞(β細胞)が破壊されてしまい、インスリン分泌がほぼゼロになってしまうタイプの糖尿病である。インスリン依存というのは、生命...
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グルコースに対する膵島の反応は、1-10%のβ細胞が、ハブとなりペースメーカーの役割を果たしている

グルコースに対する膵島の反応は、1-10%のβ細胞が、ハブとなりペースメーカーの役割を果たしている。 Gap junction阻害薬を添加すると、ハブ細胞の検出数は低下する。 ハブ細胞は、未分化と成熟の両面を持っている 他の細胞に比べ、イン...
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SGLT2阻害薬とケトン体 その2

SGLT2阻害薬とケトン体 その2 EMPA-REG Outcomeで認められた死亡率低下の要因だが、血中ケトン体が心保護作用を示すかどうかについては、ケトン体酸化のデータを必要としている(Cell metabolism) 。酸素一原子あた...
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SGLT2阻害薬とケトン体

SGLT2阻害薬とケトン体 ケトン体の恩恵という逆説。 ケトン体といえば、我々の業界では負のイメージしか無いのが実情であるが、その認識を改める必要があるかも知れない。エンパグリフロジンの画期的エビデンスである、EMPA-REG Outcom...