糖尿病と人工透析

人工透析を導入される患者の2人に1人は糖尿病の時代です。

1型糖尿病と2型糖尿病を判別する

1型糖尿病と2型糖尿病を判別する

「人工透析を中心にやっている病院は営利。」

これには誇張があります。根拠はありませんし、事実に基づいていません。言いがかりに近いと言われてしまうでしょう。 近年は年々透析の点数が減らされどこの施設も厳しいのが実情です。

透析に休祭日なし、労働法を守って医師他従業員を雇って、多額の設備投資、人件費、医療材料、必要な検査をして・・・と支出は多いものです。厳しい経営環境のところが多いゆえ、設備の更新を遅らせる、 職員の労働条件が悪化する、医療材料を安価な物にする、検査を減らす、院長が自らなんでも診るなど、大変な努力をしています。

人工透析患者さんの多くは「身体障害者1級」に認定され自己負担担なしですが、確かにその点では助かるかも知れませんが、透析がなければその分もっと就労に従事することができるのも事実です。また、透析患者だからと解雇される、就職が不利になる、そのような不利益ながあるのも事実です。

経営環境が厳しいゆえ、設備や検査医療材料を節約していると、優秀な透析医はに辞められてしまう恐れがあります。そのあと非専門医が診ることになり、専門医がいても非常勤だけなどとなっています。糖尿病患者さんに深い関係のあるお話ですが、現実は厳しいです。

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