セマグルチド/Semaglutide, オゼンピック：最初のグローバル承認

セマグルチド/Semaglutide, オゼンピック：最初のグローバル承認

セマグルチド

Semaglutide: First Global Approval.

Drugs. 2018 Jan 23.

ノボノルディスクは、2型糖尿病の治療のために、GLP-1受容体作動薬であるセマグルチド（Ozempic；オゼンピック）の皮下製剤を開発した。2型糖尿病の根本治療を可能にする重要な薬剤だ。

Novo Nordisk独自のタンパク質アシル化技術を使用して開発され、注入装置を使用して投与される。セマグルチドは、インスリンの放出を刺激することによって血糖を下げ、また体重を低下させる。

1週間に1回の皮下セマグルチドは、最近、米国、プエルトリコ、カナダで承認され、2型糖尿病患者の治療についてEUで肯定的な意見を得た。これは、予め充填されたデバイスであるOzempic®Penとして発売される。

セマグルチドは、2型糖尿病の治療のために、日本とスイスでも規制審査を受けている。肥満、非アルコール性脂肪性肝炎および非アルコール性脂肪肝疾患の臨床開発が世界的に進行中である。この記事では、セマグルチドは他の類薬と比べて血糖降下作用、体重減少作用において優れている。し、体重減少作用からインスリン抵抗性を改善し、2型糖尿病の病態そのものを改善する。週1回投与で良く、効果が類薬より優れていて、用量調節も出来る。デバイスはフレックスタッチで針が細い。全方位で優位性のあるオゼンピックが2型糖尿病治療を変える。